こんばんは。
にしやんです。
自社サイトに記事を書くようになって、そもそもリスティング広告って何?と思われる方もいらっしゃるんじゃないかと気づきました。
弊社のサイトをご覧になってる時点で、もしかしたらあまりそういった方はいらっしゃらないかも知れませんが、今日はそもそもリスティング広告って何?という事について書きたいと思います。
■リスティング広告とは?
リスティグ広告とは、一般的にはYahoo!やGoogleでキーワード検索をした際に検索キーワードに連動して表示される検索連動型広告のみを指している場合が多いです。
厳密には、検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の総称です。
検索連動型広告とはユーザーが任意のキーワードで検索した際に、その検索結果に連動して表示される広告のことであり、検索キーワードには「~を知りたい」「~が欲しい」といった意図が込められています。
そのため、既に欲求が顕在化したユーザーにアプローチすることができ、非常に効果が出やすい広告と言えます。
検索連動型広告において、Yahoo!・Googleそれぞれで表示される位置は以下の画像の通りです。
Yahoo!とGoogleで表示位置は同じですが、表示枠数が微妙に違います。
【Yahoo!】
・ページ上部
PC表示枠数:最大5
スマホ表示枠数:最大2
・右側
PC表示枠数:最大8
スマホ表示枠数:-
※右側最下部の「一覧を見る」をクリックすると上位15位までの広告を一覧で確認可能。
まれに「一覧を見る」を見るの下に「JWordサイト」というものが表示される場合がありますが、こちらについては通常のリスティング広告とは別枠というか、別の広告となります。詳しい説明は割愛します。
また、「JWordサイト」の下にさらに「関連広告ワード」というものが表示され、クリックすると当該キーワードで表示される広告の一覧を見る事ができますので、競合の入札キーワード調査にちょっとだけ役立ちます。
・ページ下部
PC表示枠数:最大4
スマホ表示枠数:最大3
※画像では下段はカットしてあるため表示されていませんが、実際の画像では広告が表示されています。
【Google】
・ページ上部
PC表示枠数:最大3
スマホ表示枠数:最大3
・右側
PC表示枠数:最大8
スマホ表示枠数:-
・ページ下部
PC表示枠数:最大4
スマホ表示枠数:最大3
次に、コンテンツ連動型広告についてですが、これはQ&Aサイトやブログなど、サイトの内容やユーザーの興味などと連動して表示される広告のことを言います。
Googleアドワーズではディスプレイネットワーク、Yahoo!プロモーション広告ではYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)と呼ばれ、それぞれが提携しているサイトの広告枠に表示されます。
例えば、Q&Aサイトの「OK Wave」さんでお歳暮が話題のページには、以下のようにお歳暮の広告やその他興味があるだろうと推測される広告が表示されます。
■リスティング広告が表示される仕組み
リスティング広告はクリック課金制
リスティング広告は、掲載されるだけでは広告費は発生しません。広告がユーザーによってクリックされるごとに課金されます。
そのため、「100万円を使って雑誌に広告を出したけどサイトにアクセスがほとんどなかった」などといったことは起こりません。
「アクセスを集めた分だけ広告費が発生する」これが従来の広告との大きな違いです。
検索連動型広告はキーワードに入札する。
広告主は「このキーワードで検索された時に広告を出したいので、クリック単価は最高いくらまでなら払います。」という形で『入札』します。
この「いくらまでなら払います。」と入札した価格を、「上限クリック単価」と呼びます。
検索結果の順位はこの「上限クリック単価」と※「品質スコア(インデックス)」との掛け合わせで決定されます。
※品質スコア(インデックス)とは、広告の内容やリンク先のページとキーワードとの関連性を検索エンジンが評価した指標のこと。
コンテンツ連動型広告は数多くのWebサイトに設けられた広告枠に入札する。
GoogleやYahoo!の提携するポータルサイトやブログなど、数多くのWebサイトに設けられた広告枠に対して入札するのがコンテンツ連動型広告です。
配信方法としては、配信先サイトのコンテンツ内容を指定して配信する方法やユーザーの興味関心に沿ったサイトに配信する方法などがあります。
リターゲティング広告もコンテンツ連動型広告の一種です。
■リスティング広告の特長
特に検索連動型広告に関しては大手~中小・零細企業まで様々な企業から支持され利用されているとてつもない広告です。
では、実際どういった点が優れているのか見ていきたいと思います。
1.クリックされた時しかお金がかからない
広告をユーザーがクリックして、ホームページに誘導できたときだけ料金が発生します。
ムダな広告料金は必要ありません。
2.広告を見せられるターゲットを絞れる
広告を表示するキーワードを指定したり、広告を表示するサイトを指定することができます。
3.クリックあたりの料金を自分で設定できる
掲載希望者が広告料金を設定して、その料金と広告内容のクオリティが高い掲載者が上位に表示されるオークションに近い形式です。
4.効果が明確に把握できる
どれだけ費用がかかり、どれだけクリックがあったかなど効果を見ながら運用していくことが可能です。
5.いつでも掲載停止、再開できる
24時間いつでも掲載を停止したり、再開することができるので、予算を無駄なく運用することができます。
■まとめ
結構ボリュームのある内容になってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
今回は、初めてリスティング広告に触れる方のために、基礎中の基礎を書かせて頂きましたが、コンテンツ連動型広告もリスティング広告の一部だという事を意外に知らなかった人もいらっしゃったのではないでしょうか?
それぞれを効果的に使う方法については、また追々ご紹介させて頂きます。